ブルートゥースといえば、今では携帯電話をはじめ様々なデジタル機器に使われているのでよく耳にする言葉ですよね。

それが、何かって?そのブルートゥースの語源がデンマークに関係あるのです。

960年ごろから985年ごろまでデンマークを納めていた王の名前がハーラル1世。Harald Blåtand とデンマーク語で書きますが、英語名ではHarald Bluetooth。そう、ブルートゥースなんです。

その昔、デンマークとノルウェーを戦うことをせず、平和的に統一したという国王の名前に由来して、スウェーデンのエリクソン社の技術者が『乱立する無線通信規格を統合したい』という願いから、つけたということです。

そして、ブルートゥースのロゴマークは、ユネスコにも指定されているイェリング墳墓群の石碑にもみられるルーン文字のHとBからなっているそうです。

次にバイキング。日本でバイキングといえば、レストランなどでの食べ放題を言いますよね。でも、ここ北欧では、もともとはデンマーク人・ノルウェー人・スウェーデン人の海賊がバイキングであったようですが、だんだんとスカンジナビアに住む人のことをバイキングと呼ばれるようになったようです。

でも、どうして、食べ放題と北欧人?と思いますよね。

Wikipedeliaによると、1957年に帝国ホテルの支配人がデンマークに旅行中、スモーガスボード(スウェーデン語ですが、要は、黒パンにレバーペーストをのせたものやフレスケスタイ、白身魚のフライなどをのせてあり、クリスマスやイースターの食事に決まって食べるSMØRBRODのことのようです)という、ビュッフェスタイルの食事を目にしたのがきっかけだそうですが、スモーガスボードというのが言いにくくてなじみがないものだったので、名前を社内公募したら、北欧といえばバイキング、そして、ちょうどバイキングという映画が上映されていたので、『バイキングレストラン』を帝国ホテル内にオープンしたそうです。というわけで、バイキング=食べ放題というのは、日本だけの呼び名のようです。

今回はちょっとだけでんまーくでした

nao@でんまーく


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