さて、もうすぐクリスマスですね。こちらのクリスマスは、南半球で季節が逆になるので真夏です。ビーチではサンタクロースがサーフィンをする始末。
とまあ、ここまではなんとなく想像できるでしょうが、クリスマスケーキが全く違うのです！！
日本では、ふわっふわのスポンジケーキに、生クリームでコーティングしてあってそれにイチゴや、サンタ、トナカイの砂糖菓子がトッピングされているのが、スタンダードなクリスマスケーキだと思います。
しかし、ここニュージーランドのクリスマスケーキは、ずっしりと重いドライフルーツやナッツが沢山入ったフルーツケーキなのです。
大量のドライフルーツ、洋酒が使われていて、さらに砂糖の塊のアイシングでコーティングされてるので日持ちが良いみたいです。普段は、クリスマスの１〜２ヶ月前から作って味がしみ込むようにクリスマスまで置いておきます。
これを初めてみた時は、以前住んでいたドイツのシュトーレンに少し似ているなあとも思いましたが、あちらは少し固いパンみたいなようなもので、なおかつ食べ方が１２月１日からクリスマスまで少しずつ食べるというものなので似ているのは形と材料だけでした（笑）。
味は、そんなに甘すぎず、美味しいです。洋酒がかなり効いているので大人な味かもしれませんね。家庭によって作り方や形も様々で、ケーキ屋さんにも売っていますが、やはり現地の方は家庭で作ることのほうが多いみたいです。
また、ジンジャーブレッドハウスという、ジンジャー味のクッキーとアイシングで出来ている、家の形をお菓子もこの時期にはよく見かけます。
マーブルチョコや、ジェリービーンズなどで、デコレーションされているのでカラフルでとても可愛いのですが、食べるのがもったいないといつも思ってしまいます。
また、ジャンジャークッキーは意外にさくさくと言うよりもしっとりしたパンのような生地で出来ていて美味しかったです。
いかがでしたか？日本と全く違うクリスマスケーキを食べて比べてみるのも面白いかもしれませんよ。ただ筆者はここ数年、日本の生クリームたっぷりのクリスマスケーキを食べてないため、クリスマスが近くなると日本のクリスマスケーキが恋しくなります。
Mii@NZ
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