デンマークワーホリ
11月に入るか入らない頃から、デンマークではもうクリスマスの雰囲気がちらほら。

デパートでは、クリスマスプレゼントももう売り出されてるし、スーパーでは、12月に入ると毎日小窓からチョコレートが出てくるカレンダーチョコが置いてあって、クリスマスの準備がそこの家庭でも始まります。

日本では、両親が24日に子供にあげるプレゼントをばれないようにそっと買って、そっと枕元に置いてというようにサプライズ的なイベントですが、デンマークでは、家族みんなで少しずつ楽しみながら準備していくのです。

ですから、手作りのものがたくさんあって、家族の思い出がたくさん作られるのです。

例えば、クッキーづくりは子供や孫と一緒に作ります。ほかにも紙を組み合わせてハート型にするものや、細長い紙を織り込んで作る星形のテーブルに置く飾りも手作りします。

さらに、毎日少しづつ灯すロウソクのデコレーションなども用意します。といっても一番のメインはやっぱりプレゼント。

たいていどこの家庭でもクリスマスは家族で過ごすので、おばあちゃん用、おじいちゃん用、いとこ用、兄弟用とたくさんのプレゼントを用意します。

そして当日はクリスマスツリーの下にどっさりとプレゼントが積まれます。これは、クリスマスの日の最後のお楽しみ。

クリスマス当日。クリスマスのメニューは決まって、アヒル・豚・じゃがいも・紫キャベツ、そしてライスプディング。

このデザートにはアーモンドが一つ隠されていて、誰がそれをとるかがこの日の最初のゲーム。

次は、ゲーム用の小さなプレゼントをたくさん用意しておきます。中身はスポンジだったり、耳かきだったり、ちょっと笑えるものが多いかな。でも、最後まで何が入っているかはわかりません。

そして、さいころを順番に振っていきます。6がでたら、プレゼントを選んでいきます。

プレゼントがなくなったら、今度は時間を決めて続けます。そして、6が出たら、ほかの人のプレゼントを取り合っていきます。そんなゲームをした後は、クリスマスツリーを中心にみんなで手をつないで輪になって、クリスマスソングを歌います。

長ければ、5曲ぐらい歌うでしょうか。。。それが終わると、いよいよプレゼント。子供たちが、プレゼントに書かれている名前を読みながら、家族に渡していきます。

そんなデンマークの大イベントが、毎年必ずどこの家庭でも楽しまれているんです。きっと、寒くて暗い冬を明るく楽しく過ごす知恵かもしれませんね。日本とは全く違うクリスマスのお祝いの仕方、ぜひ楽しんでくださいね。

先日のテロ事件の発生に伴って、デンマークでも警戒レベルが引き上げられています。クリスマスマーケットなど、人がたくさん集まるようなところに行くときは、十分気を付けてくださいね。

nao@でんまーく


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