デンマークの習慣は、日本でのそれと比べると些細な違いはそれこそいくつもありますが、なかなか未だに慣れないものの一つに『週番号』(ugenummer)というものがあります。

名前からしてそのまんまなのですが、ugenummerは1月第一週を週番号1として、12月の最後の週が52と、毎週番号が振られているんです。

デンマーク人は何かの予定を立てる時、日付を言う代わりに結構な頻度でこの週番号を使います。例えば『今年の夏休みは週27から29に取るのでよろしくね』という感じです。

デンマークで語学学校やフォルケホイスコーレに通う人は多いと思いますが、学校の行事や夏休みなどがこの週番号で表示されていることも多く、デンマークに来たばかりの頃、学校では外国人クラスメイトと共に試験や休みの日程を確認すると週番号で答えられるので、『先生、だから週番号じゃなくて日付で言ってくれ〜!』とよく嘆いていたものです。

日本人だけじゃなく他のアジア人、北米南米、欧州から来た人がほとんどこのデンマーク人特有の週番号が意味不明だと言っていたので、これはデンマーク人だけに見られるものなのかもしれません。デンマーク人は週番号を言えば大体それがいつなのかが頭に入っているようですよ。

デンマークの手帳やブラウザーのカレンダーには週番号が振られていますし、携帯のアプリでも週番号を調べるものや、インターネットでも『今何週?』と即座に調べることができます。

初めは日付がわからなくて不便だと思っていたのですが、慣れるとまあまあ便利かも?と思うようになってきました。

今が第何週なのかが一発でわかるサイトはこちら。
http://ugenr.dk/

momo@デンマーク


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