フランスワーホリ
私の父は外資で働いていたので、スウェーデン人と家族交流もあり、父は海外出張をしていたので外国が身近でした。フランスとの出会いは、フランス語のある高校に入ったことです。

私は、今は世界的にも有名な日本の音楽家のY氏を敬愛しています。当時、彼は、世界に通用する英語を必死に勉強していて、私も彼に憧れて、英語を勉強しました。その後の私の人生で、Y氏に会う機会がありました。

私も外国へ行きたかったのですが、大学卒業の頃は氷河期で、不器用な私は不運にも転職を繰り返していました。

ところが、世界でも活躍、紫授褒章をもらうような上司が、趣味程度の英語力の私を採用しました。私は、「自分には無理。仕事は断るつもりだ」と母に街で話していたところ、知らない男性が、「英語は行けばなんとかなる。ぜひ、やってみなさい」と、突然アドバイスをくれました。その一言で、私は仕事を決めました。

その職場は、仙台でもかなり国際化した様々な国の外国人たちが集まっている所でした。私は、ここで大きな人生の財産を得ました。

その後も様々な職場で働き、夫に出会い、東日本大震災に遭いました。震災後は生活が必死で、原発や余震の恐怖、人の生死について深く考えさせられました。3年前の人生の転機である結婚や外国で暮らすことは、人の生死の問題に比べれば、なんの迷いや恐れもありませんでした。

人生はあまり考えすぎると進まず、人生の流れに逆行すると、うまくいきません。「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」の諺のとおりです。ワーホリの期間は、人生の時間からすると短く、ワーホリに行った後に人生を考えても、遅くはないと思います。

私の夫は、アメリカに留学する人生の扉は開かず、日本に留学する人生の扉が開いたので、流れのまま、日本に留学しました。夫は、日本で私に出会い、日本が第二の故郷となりました。

人生は、ポーカーゲームのように、先が見えたり、見えなかったり、手段をコントロール出来る時もあれば、出来ない時もあります。選んだ人生のカードが成功する時も、試練の時もあります。その中で、無理のない人生の選択肢を即決、自分の出来る範囲でがんばり続けることが出来る人は、真の生き方上手なのかもしれません。

Miyabi@フランス


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