今日は南仏コート・ダジュールのオススメグルメについてご紹介します!
まず、コートダジュールの玄関口であるニースの代表的な料理に 、“ニース風サラダ”(Salade niçoise)があります。レタスやトマト、きゅうり、パプリカといった生野菜、ゆで卵、オリーブ、ツナ、アンチョビが入ったサラダです。
時々ニースから遠く離れた別の地方のレストランでも出しているところがありますが、茹でたジャガイモが入っていたりして生野菜しか使わない本場のレシピとは異なります。ですからニース風サラダは是非ニースで食べてくださいね!
また、ニース風サラダにはサンドイッチバージョンがあります。“パンバーニャ”(pan bagnat)といって大きな丸いパンにニース風サラダの具がサンドされているものです。
ニースに来たけれど近郊の都市も見て回りたいのでレストランでゆっくり食事する時間がないという方はパン屋さんでパンバーニャを購入するという手もありますよ!
それから南仏のパン屋さんでよく見かけるのが“ピッサラディエール”(pissaladière)という玉ねぎのピザです。
ピザといってもチーズなどがトッピングされているのではなく、これはにんにくと飴色になるまで炒めた玉ねぎ、アンチョビ、オリーブがのったもの。
アンチョビが苦手な方はパン屋さんによっては普通のものと、アンチョビを抜いたバージョンのピッサラディエールを作っているところがあるのでチェックしてみてくださいね。
この他にもソッカ(Socca)という表面がカリッとしていて中がふんわりとした食感のひよこ豆のクレープがあります。
大きな鉄板を使って焼き上げ、焼き立てをお店の人がヘラで切り分けてくれるのでこれに軽く塩コショウをふりかけて食べます。
素朴なお味ですがお酒のおつまみにぴったり!ソッカは特にニースの旧市街でよく見かけます。
皆さんも南仏にお越しの際にはこれらの名物を試してみてくださいね!
たぬき@フランス