韓国にも「怪談」はあり、映画やドラマなどでもよく「女子高で自殺した女子生徒の幽霊が・・・」みたいな内容がありますが個人的には、幽霊よりも実際に起こった事件や事故の方がかなり怖いと思います。
有名なものでは、キョデ駅の近く、ソチョ区にあった三豊百貨店(サムプンペッカジョム)のビル崩壊事故です。
1995年の6月29日の午後5時57分。営業中に5階建てのビルの両端の一部を残し、突然崩落。
死者502名・負傷者937名・行方不明者6名という世界的にも例のない大惨事。開業から6年経過したときのことでした。
慰霊碑なども建てられているようですが、現在では跡地に「アクロビスタ(Acrovista)」という高級マンションが
建てられています。
知人いわく、今でもそのマンションの地下駐車場には、膨大な数の霊がさまよっているそうです。。。
原則を無視した無理な建築方法が、崩壊の原因といわれていますが、こういった日本ではあまり見られないような、「人災が呼んだありえない事故」の事例は、実は韓国にはたくさんあります。
ハンガンにかかる大橋も突然崩壊したこともありますし、去年のセウォル号の沈没も記憶に新しいと思います。
最近では、蚕室にある「ロッテワールドタワー」の建設に関連する事故が頻発。
建設途中に作業員の方が事故死するなど、オープン前から曰く付きの建物となっています。100階を越える高層階は現在も建設中とか。
ショッピングモール部分でも、水漏れや亀裂などの問題が多発。
人気の有名飲食店などイケてるお店を取り揃えて、去年の10月にショッピングモールがオープンしたにも関わらず、客足は遠のいているということです。
いまだに「完全に安心してショッピングできる」というまでには至ってないようで。。。
一応修復工事は終わっているとのことですが、私は怖いのでまだ1度も行ったことがありません。(^^;)
もちろん軍隊内でも「怪談」はあるようで、霊感などないと思われる我が家の主人も「軍隊に行ってる間に幽霊を見たことがある」などと言っていました。
訓練中に事故死する方も、やはりゼロではないようで、そういったニュースが出るたびに、息子を持つ母親たちは「軍隊に送りたくない」などと言う人も多くなるようですね。
ちなみに韓国では、自殺者も多いために報道規制がされていて、殺人・自殺に関するニュースは、普通のニュース番組や新聞ではまず出てきません。
自殺や殺人が少ないのではなく、むしろ多くてマネする人を防ぐために記事にしないそうです。。。。
イロミ@韓国