日本では、資格制度の習い事が多いのですが、フランスは、資格を取るための習い事は特別な場合だけで、習い事は知ることを楽しむ、仲間との楽しい時間を持ちたいという場です。
日本では、生きていくための資格魔で、私は数々の習い事の経験や日本の様々な資格がたくさんありますが、国が変われば資格が意味をなさず、習い事は、資格や能力の飛躍が目的で必死的な日本の根本的な考え方がひっくり返りました。
最近は多忙で、書道以外の習い事を休んでいるのですが、フランスでの習い事の第一弾は、ピアノでした。
日本のように、ピアノ教室に自分が行くのではなく、先生が自宅まで訪問するレッスンがあるのに驚きました。
日本は、プロの先生になるととてもレッスンの料金が高いのですが、フランスでは探せば、プロの先生でも日本よりかなり安い料金でレッスンが受けられることがあります。
私の場合は運が良く、日本ではありえないプロのオーケストラの指揮者の先生にピアノを格安で教わりました。
長年受けてきた日本のピアノ教室の先生とは全く違った目から鱗的なプロの音楽家の指導は、とてもためになりました。
日本の書道通信講座も、私は長い間受講していてフランスでも継続しているのですが、最近は海外にいながらにして日本からいろいろな習い事が出来ます。
フランスは、日曜日は社会が休み、仕事は定時で終わる場合が多いので、趣味の習い事の種類が充実しています。
私は、今はフランスで習い事の先生もしていますが、フランス人は習い事を通して、仲間と人生を楽しむ人たちが多いと感じます。
フランス人から、よく聞く日本の習い事は、空手、柔道、テコンドウ等で、日本の文化についての習い事はとても人気です。
フランスで、習い事を探したい場合は、知り合いの口コミ、ネットのアナウンスやスーパーの入り口にある自由な掲示板に、様々な習い事の先生の情報があります。
日本からフランスに来て、習い事をしている人たちは、料理、語学、音楽やダンス、美術、花、服飾等が多く、フランスでは、食や芸術分野の習い事が特に充実しています。
フランスでトライした習い事が、後の人生で自分の趣味や仕事になった人たちと話したことがあります。何でも自分で出来る範囲の興味のある習い事は積極的にトライした方が、後の人生にプラスの経験になると思います。
Ｍｉｙａｂｉ＠フランス
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