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最近、毎日のようにフランスのテレビでは、移民の問題が激論になっています。

今年に入り、海を渡ってヨーロッパに入ろうとする移民の数や人命事故が多くなりました。

最近のフランスに来る移民の傾向は、イギリスに新天地を求めて、フランスを横断、イギリスに渡ろうとして、フランスの海沿いにたくさん待機している状態です。ヨーロッパでは、昔から移民の問題があり、海や国境を渡ってくる人は珍しくありません。

昔、移民とのより良い共存を考えて、フランス国内に大きなアパートを建てる等、移民ケアをしてきましたが、治安が悪化、文化の違い等の問題が多くなりました。最近は、テロまで問題が深刻になってきました。

本来なら、身元不明な外国人の問題に焦点を当てるべきが、真面目にビザ等の公的な手続きをしている外国人に厳しい対応を取っている本末転倒なことが起きているフランスです。EU国内でも、移民の移動に関して、一環したルールがないために、各国で対応に困っているのが現状です。

移民の問題は、簡単に解決出来る問題ではありませんが、移民が自国を捨ててくれば、移民の国が良くなることはありません。

また、フランス人でも仕事がない人が多い現状で、移民が仕事を得ることは容易ではありません。貧困が治安のさらなる悪化を生みます。

宗教や政治の問題は、その国の人でなければ分からないことも多く、自国の問題が山積みなフランスは、他国の内部問題に介入する暇がないのが本音です。

フランスが、移民を受け入れ続ければ、さらなる他民族国家への推進となり、それで国が本当にやっていけるのか、法整備をして民族の整理をしていくのか、国家の方針が問われ続けています。

今回の移民問題の対応を、フランス国民が拒絶的立場であれば、オーランド氏の党の反対の外国人に偏見的なル・ペン氏の党が強くなる恐れもあります。

平等のもと、日本人も他国の人たちと同じ袋に入れられ、さらに厳しい対応を受けることもあるので、フランスの政治やルールの改正は確認する方が良いでしよう。

フランスでは、国の状況が複雑な外国人がたくさんいます。国の政治や宗教、慣習の違い等、触れてはいけない状況もあるので、日本人は特に、思いやりを持って、その話題に触れないか、腹六分目・八分目の話の方が良いかもしれません

Miyabi@フランス


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