ワーホリで海外生活を体験してからは、日本の常識にあまり縛られなくなりました。
日本では常識でも、海外では非常識のこともあるので…。
例えば、韓国での食事のマナーの常識、日本ではお茶碗を持って食べるのが常識ですが、韓国ではお茶碗を持って食べません。
テーブルがない貧しい生活時代に、お茶碗を持って食べていたことから、持って食べると貧しい生活を連想するからだそうです。また、日本では味噌汁は口元にお椀を持っていって直接飲みますが、韓国ではお椀はテーブルに置いたまま、スプーンですくって飲みます。
韓国は混ぜる文化、ビビンバだけでなく、かき氷もカレーもぐちゃぐちゃ混ぜて食べます。日本だとネコまんまと言われるだろうスープにご飯を入れる食べ方もOK。膝を立てて座ってご飯を食べるのもOK。
また、時間に対しても寛大になりました(笑)。
待ち合わせ時間の5分から10分前には集まる日本人、韓国では約束時間の10分から30分は遅れるのを見越して心構えをしておく…(苦笑)。
日本では1か月前、遅くとも2週間前には約束を取り付けますが、韓国でそんなことをしても、当日ドタキャンされる確率が高いです(笑)。逆に前日や当日に「今日、空いてる?」と聞いた方が、つかまえやすいです。
また、引っ越しを何回もすることになったので、荷物はトランクに入るだけでいいと思うようになり…。
日本で一人暮らしをしたことがなかったけれど、海外で部屋探しをしたり、キッチン環境の悪い中で自炊をしたり(冷蔵庫や電子レンジがなかった)、お風呂やトイレ環境の悪いところ(外にあって冬はリンスやシャンプーが凍るくらい)で、生活をしたので、日本でどんな悪い環境の家でも暮らせる自信がつきました(笑)。
海外生活をすると語学を取得するだけでなく、大なり小なり価値観が変わる(柔軟になる?)と思います。いろいろな違いに戸惑うこともあるかと思いますが、その違いを面白がれれば毎日が楽しくなると思います。
ミヤケ印@ Seoul