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海外では自己防衛と自己責任を忘れないことが大切です。フランスは、テロもあるので、現地の日本大使館に自分の所在を必ず、きちんと連絡した方が良いと思います。

海外で、財布を落とせば戻らないと思います。

巧妙な手口では、すれ違いでバックのファスナーを泥棒が開けて、何事もなかったようにファスナーを閉められて、あとで財布や携帯が盗まれたことに気がつくこともあるようです。

両手がふさがってバックに注意がいかない買い物は、注意が必要です。

また、たくさん人が密集している場合、貴重品は常に注意して下さい。財布のお金は、あまり持ち歩かずに、カードでお買い物をすることが、フランス人は多いようです。

それは、カードが何かあった時に、クレジットの銀行や会社に電話して、カードをすぐに止めることが出来るからです。

前にフランスのテレビの犯罪番組で、高価なネックレスをして歩いている人のネックレスを、瞬間的にもぎ取って逃げた泥棒がいました。

高価な洋服や持ち物は、狙われやすいので注意が必要です。自宅や車の鍵はきちんと、自転車の鍵は二つ以上すること。荷物の置きっぱなし、電車での居眠りも危険です。

夜遅い外出はなるべくしない方が良いと思います。

夜になると、どこからともなく昼間にいない風変わりな人たちが街に現れます。日本のような交番はなく、夜に警察が見回りすることもありません。

警察もテロ等の大事件で忙しい場合が多く、市民の小さな事件はよっぽどでない限り相手にしてくれないようです。

最近、日本でもドラックの問題がありますが、フランスでは日本以上に売人もいます。また、浮浪者や酔っ払いも多く、夜の街で絡まれないように注意が必要です。

フランスでは、あちこちに、日本のマンションのような巨大な建物(HLM)があります。これは、1970年代の前後で適当に作られた巨大な集合住宅で、移民や貧しい人たちが住んでいることが多く、犯罪が多発、危険だと言われています。

住む場所も、地元の人や知り合いに安全な場所はどこか聞いてから、決めた方が良いと思います。

昼間にフランスの街を歩いていても、危険な場所は、暗かったり、そこにいる人の雰囲気が変だったり、街そのものが荒れている感じが分かります。

そういう場所には、昼間でもあまり行かない方が良いでしよう。「類は友を呼ぶ」ので、悪い縁を呼ばない様に、普段から気をつけましよう。

Miyabi@フランス


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