デンマークといえば、風力発電。
国内の約35パーセントの電力消費量を占めるそうですが、これを2030年までに海上に4000MWの風力発電が設置される計画が進められているそうです。
この電力は国内の電力消費量の50パーセント以上になるそうです。
とはいっても、節電に越したことはありません。最近は家庭用のLED電球もかなり普及しはじめました。
しかし、何よりもチボリ公園の電気は太陽光からなので、日照時間の少ない冬の間は閉園するというのも、理由を聞けば納得。
北国のデンマーク。もちろん冬はものすごく寒い。でも、家の中はぽかぽかあったかで、半袖でもすごすのです。というのは、とにかく暖房システムを効率の良いものにしようと、地域暖房というものを40年も前から取り入れています。
これは、電気を火力発電所で作るときには必ず熱が出るので、その熱を無駄なく地域暖房として、蒸気や熱水で配管を通じて供給しているのです。
我が家も床の下にはお湯が通る管が張りめぐっていて、冬場も床暖であったかです。
発電所で作られた熱を無駄にしないというエコ。最近では、屋根の上に付ける太陽光発電システムの家もちらほらと見るようになりました。
個人的には、デンマークのレンガ造りにかわらの屋根には、太陽光のパネルはあまりにあわないなあと思うのですが。。。そう思うのは私だけでしょうか。
エコに関して言えば、まだまだ取り組みの余地があるなあと思います。
例えば、シャンプーなどの容器。日本なら詰め替え用はちょっと安くなったりして、不要なものをなるべく少なくしようというのがわかりますが、デンマークはなぜか逆に高かったりして、なかなか詰め替えものはヒットしません。
でも、ひとつのものをながーく使うというのは、デンマーク人のエコですね。
nao@でんまーく