韓国と日本は、時差はないことになっています。
あまり知られていないことですが、実は韓国と日本には32分の時差があるのです。
32分、韓国の方が遅いのです。
もともと、韓国の標準子午線は1908年に東経127.5度に制定されました。しかし、日本統治下時代に、標準子午線を日本と同じ標準時の東経135度に変更されたのです。
ちなみに東経135度の経線は、韓国と北朝鮮の領域内を通っていません。
朝鮮戦争後1954年に、またもとの韓国標準時の東経127.5度に戻されたのですが、1961年に、日本と同じ東経135度に変更され、現在に至っています。その背景には色々な国の諸事情があるようですが…、韓国を行き来する私達にとっては、時差がないことになっているので、とっても便利ですね。
韓国には欧米のような夏時間・冬時間はありません。欧米のように、夏になると夜になっても一向に暗くならない、ということが(日照時間の差が激しい)そんなにないからだと思います。
上記は物理的な時差ですが、韓国と日本では、(というか、日本と他の国?)生活時間の時差があると思います。
生活時間の時差といのは、例えば、約束の時間や交通機関の時差。韓国人と待ち合わせの時間を決めて、時間通りに来たり、始まった覚えはありません(苦笑)。
韓国人も、締め切り等は守られないことを承知の上で、予め、数日早めに指定しておくのだとか。
交通機関、バスやタクシーは、すごいスピードで運転するのに、時刻表がないのは、守られないからとか…?
また、遊びの約束等も日本でだと早くて1ヶ月前、遅くとも1週間前ぐらいにするかと思うのですが、韓国の場合、早すぎると当日のドタキャン率高し(苦笑)。
逆に「今日、空いてる?」と当日に予定を聞いた方が、つかまりやすいことも…。時間については寛大に行きましょう!
ミヤケ印@ Seoul