フランスの日曜日は普通のお店は閉まっています。開いているのは、レストランやキオスク等の一部の限定されたお店のみです。
ここ数年、フランスの経済状況が悪い現実から、ヴァルス内務相とマクロン経済相が労働条件の緩和を目指している「マクロン改革案」が現実になれば、フランスも日曜日にお店が開くかもしれません。
日本のように、いつもお店が開いていると、無駄買いや一日があっという間です。
フランスの日曜日は、ほとんどの社会経済も休日なので、日本のような忙しくない、ゆとりある日曜日を過ごせます。フランス人の休日の趣味は、日本人のような買い物ではありません。
フランス人は、自分の好きな趣味の時間、友達や家族との休日の会話の時間を大切にします。パーティやピクニック、ハイキング、アスレチック、釣りや船を楽しむ人、ドライブ、自転車やバイク等でツーリングを楽しむ人たちもいます。
DIYやリサイクル修繕、絵画やソーイング等の物作りが好きな人が休日の長い時間、趣味を楽しんでいます。
本や新聞雑誌等の活字媒体を普段から手にしている人も多いのですが、公園のベンチやカフェ、ベランダ等で、会話や読書に没頭する人たちも多いです。
休日限定のイベントをする人や休日デモで、社会問題を真剣に考えている人もいます。世界遺産や美術館系の文化施設で、文化の知識を深める人たちもいます。
テレビは、年代も様々な映画や文化等のあらゆるジャンルの内容の充実した教養番組が、CMカットもあまりなくたくさん見ることが出来ます。一週間は、WEBでも見逃した番組を無料で見られるので、雨の休日にまとめて番組を見ることも出来ます。
アーティスト系のマルシェや、歴史的な古い本がある古本屋のマルシェが休日にある所もあります。
音楽や演劇等の芸術を道端で披露する人達もいて、散歩をするだけで芸術に触れることが出来ます。音楽を愛する人も多く、歌を歌う人や楽器を演奏をする人もいます。
散歩や外で運動をしている人もたくさんいます。フランスは公園が多く、親子連れも多く、休日ともなれば、老若男女でにぎわっています。無料の動物園を隣接した大きな自然公園も大人気です。忙しい日本では難しい、人それぞれが至福の休日時間を手にすることが出来るのが、フ・ラ・ン・スなのです!!
Miyabi@フランス