デンマークに来た当初は、日本と比べていろんなもののバラエティが乏しく、普通外国のスーパーって物珍しくてとても楽しいのに、デンマークのはなんてつまらないんだろう…と思っていたのですが、それも年々少しづつですがマシになってきました。
フランスやイタリアなどのグルメな国のように、ありとあらゆる野菜、果物、魚や肉の種類が豊富！という訳ではなく、地味な品揃えではありますが、厳しい品質管理と無農薬主義のおかげで、デンマーク産の野菜と果物の美味しさは特筆すべきものがあります。
私は日本では、特に生野菜を『美味しい！』と思ったことはあまりなかったんですが、デンマークに来て生のにんじんを食べてみてビックリ。とても甘くて美味しいのです。
こちらでは子供から大人まで老若男女問わずお昼休みなどに、生のにんじんやパプリカをバリバリうさぎのように食べている光景をよく見かけるのですが、これができるのは素材そのものがそのままで美味しく食べられるからなんですよね。
私がこっちに来て好きになった食べ物は、なんといってもジャガイモ。
日本ではモサモサしたあの食感がどうも好きになれず、肉じゃがもむしろ嫌だったぐらいジャガイモが嫌いだったんです。デンマークでの主食はそのジャガイモだと知った時の落胆と言ったら…（笑）。
初めてデンマークに来た時、当時の彼（現夫）の実家に招かれました。もちろんここぞとばかりに純デンマーク料理！が出てきたのですが、主食はもちろんパンやお米ではなく、ジャガイモ。
日本で見るものよりだいぶ小ぶりですが、それは紛れもないジャガイモで、一瞬躊躇しました。でも家族がみんな揃って『これは新ジャガだよ！』と嬉しそうに勧めてくるので、騙されたと思って食べてみたら…美味しい！！！
あの嫌いなモサモサの食感が全くなく、むしろモチモチ？としててとても美味しかったんです。以来私はデンマークの小さい新ジャガが大好きになりました。
あとデンマーク産の食べ物で美味しいものは、イチゴやブルーベリー、ラズベリーなどのベリー類。旬の時期は短いですので、滞在中にぜひ美味しいデンマーク産の食べ物を満喫して下さいね。
ruru@デンマーク
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