さて、皆さんはニュージーランドドルをきちんと見たことはありますか?
見た目はカラフルでニュージーランドを象徴する動物や人物が描かれており、触ってみるとすごく滑らかなことに気づくと思います。
私は以前、ポケットの中に紙幣を入れて洗濯をしてしまったことがあったのですが、おそるおそる確認してみると、紙幣は傷んでいる様子も無く、むしろ綺麗になっていました。笑
そんなニュージーランドドルはどんな素材でできているかというと、合成樹脂を使ったポリマーで出来ています。
そのため、耐久性が強く防水性にも優れているのです。ちなみに耐久性は紙のお金と比べると2年あるそうです。
また、カラーコピー機の急激な発達で誰もが簡単に偽造通貨を作れるようになった世の中ですが、プラスティックに印刷するのは大変です。さらに透かしなどを入れると偽造するのはとても大変な作業になります。このことから、偽造通貨対策の効果にも期待できるそうです。
では、どうしてプラスティックの紙幣にしたのでしょうか?
その主な理由が、紙よりも製造過程で破けにくく、大量に生産でき、古くなったらリサイクルも出来ることが挙げられます。新しい紙幣を導入するということは莫大な資金が必要になります。
しかし、長い目で見るとプラスティックの紙幣を導入した方がエコにも繋がり、製造費のコストも下げられるのです。
いかがでしたか?日本のお金もいつかプラスティックに変わる日が来るかもしれませんね。
Mii@NZ