国際色豊かなフランスにはバラエティーに富んだ食べ物が沢山あります。
日本同様にイタリアン、中華…といろいろな国のお料理を出すレストランがあるのはもちろんですが、フランスには実際に現地で暮らす移民や外国人の数も多く、私もこれまでに日本では食べたことのなかった未知の世界の食べ物に出会う機会に沢山恵まれました。
その沢山の食べ物の中でも私が気に入ってよく食べているのが “タブレ”です。
レバノン料理の前菜によく登場するこのタブレですが、スーパーに行くとパック詰めのタブレがお惣菜コーナーに何種類も並んでいて、そのフランスでのメジャーぶりが伺えます。
タブレは本来ブルグールという硬質小麦の粗粉を使って作るのですが、フランスではクスクスを使ってタブレを作っている人もよく見かけます。
写真は実際に私が自宅で作ったタブレです!サッパリしているのでサラダ感覚で食べられ、しかも簡単に作れるので夏場は我が家の食卓に頻繁に登場します。
ちなみにレバノン料理店で食べたものはパセリがたっぷり入っていてこれも美味しかったです。
それから北アフリカのお料理、クスクスもフランスに来てから好きになった食べ物のひとつです。私は短時間で簡単にクスクス(もどき?!)を作ってしまうのですが、本来は作るのにとても時間のかかるお料理です。
http://www.whic.jp/blog_workingholiday/cat15/post_742.html
以前、モロッコ人の友人が何時間もかけて作った本格クスクスを持って我が家に来てくれたときにはとても感動しましたが、その作ってきてくれた量にも大変驚かされたのを覚えています。
北アフリカは大家族のお家が多いからでしょうか、彼女達がクスクスを作る時にはその量も半端ではありません!
フランスも最近は朝晩涼しく、少しずつ秋の訪れを感じられるようになってきたので我が家の食卓にアツアツのクスクスが登場する日も近いことでしょう!
たぬき@フランス