デンマークワーホリ
今日は個人的な話になりますが、私の海外暮らしについてお話しします。

この秋でデンマークに移住して丸5年、その前年にワーホリで滞在していたのでデンマーク暮らしは6年になります。

なぜデンマークに住んでいるかというと……これは本当にたまたまです。

よくある北欧デザインや建築に興味があったり、福祉を学びたい!という高尚な理由ではなく…なにしろ一昔前までは恥ずかしながらデンマーク=ヨーロッパのどっかの国、ぐらいの知識しかありませんでしたし(恥)。

まだ若かった私、人生初めてのワーホリに行くことを決めたのはちょうど今から10年前のことです。もともと音楽が好きで、洋楽のライブやフェスティバルに行くのが趣味だったんですが、ライブでのMCが理解できるようになりたい!といった単純な理由で、英語をどこか英語圏で勉強したいと思いました。

本当は好きなバンドがたくさんいるイギリスへ強い憧れがあったのですが、当時イギリスの物価はとても高く、私のその頃の貯金では半年ぐらいしか滞在できないというのでイギリス行きは断念しました。(思い立ったらすぐに行きたかったので、もう少し働いてお金を貯めるのが待てなかったという…)

じゃあどこへ行くか。英語が綺麗だというカナダも候補に上がりました。でも寒いので即却下。じゃあもっと南は?ということでオーストラリアニュージーランドが候補に上がったのですが、とある記事でオーストラリアのメルボルンはイギリスの影響を強く受けた建築と町並みで、音楽や映画などの文化が他の都市に比べてとても盛んであるということを読んだことから、じゃあメルボルンに行こう!と決めました。

もちろん決めたところで誰か知り合いがいる訳でもなく、英語がペラペラだった訳でもない。なんのつてもないところで一から一人で何ができるか試してみたかったんです。若気の至りですね…。

頼る人が誰もいないので、自分で全てやるしかなくなり、随分度胸がつきました。今同じことをやれと言われたら多分できないです。それぐらいの勢いが当時はありました。

毎日が刺激的で、今まで一人もいなかった外国人の友達もたくさんできて、彼らから学ぶことも多かったし、外に出て初めて日本を客観的に見ることができました。語学学校に通って、仕事も見つけ、旅行もたくさんしたとても充実したワーホリになりました。

同じユースホステルに泊まっていたことで仲良くなった数人のうちの一人が、デンマーク人でした。それまでデンマーク=レゴぐらいしか知らなくて、でもとあるバンドがデンマーク出身だったのを思い出して話が盛り上がったことを覚えています。

デンマーク人は英語をとても流暢に話すので、初めはデンマーク語があるということすら知らなかったのですが…。

もう想像がつくかと思いますが、そのデンマーク人は今の旦那です。自分がまさかオーストラリアで、あまりよく知らない国デンマーク出身の人と知り合って、まさか結婚することになるとは思いもしませんでした。(そして後にデンマーク語を勉強しないといけない運命に泣く羽目に…英語圏の人ならどんなに良かったかと思いました…笑)。

そんな私の海外暮らし、紆余曲折ありましたが現在特に大きな不満も問題もなく、人並みにしあわせに暮らしています。日本が恋しいな〜と思うこともありますが、今はこっちで家族も友達も増え、毎日楽しく暮らせているので、旅行で一年に一回里帰りできる今の現状に満足しています。

何が起こるかわからないのが、ワーホリの醍醐味ですね!

ruru@デンマーク


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