ドイツではクリスマスが11月24日から始まる。その日あたりからクリスマスマーケットが街中で開かれて華やかになる。

同時にアドヴェントカレンダーも始める。クリスマスまでのカウントダウンで、子どもたちは母親から手作りの日めくりカレンダーをプレゼントされ、クリスマスまで日めくって行く。そこにはお菓子などが入っていて、毎日1つもらえるという訳だ。

ろうそく飾りも多い。4本だてのろうそくとリースの飾りのようなものが花屋さんとかの店頭に並ぶ。毎週日曜日にロウソクを灯していって、クリスマスには4本全てが揃うというもの。

そうやってクリスマスに向けてみんなの気分も盛り上がり、クリスマス当日は家族で集まりご飯を食べたり、パーティーをする。日本のお正月のような感じだ。

それが終わるとあっけない。大晦日はジルベスターと呼ばれ、これはもうお祭り騒ぎ。若者が街に出歩き、クラブなどではカウントダウンパーティーが催され、至る所で花火が打ち上げられる。

ベルリンだとブランデンブルグ門などで大々的に開催されるカウントダウン花火が有名だが、人も多いし危険を伴う。大体のベルリナーは各自公園や家の前などに友達同士で集まって花火をあげたり、爆竹を鳴らしたりする。カウントダウンに向けて一斉に街中の人々が花火をあげるので、かなり煙たい。派手に騒ぐので、危険を感じる人は家にいた方が賢明だ。

そうしてカウントダウンも終わってしまうとあっけなく新年。お正月は家でゆっくりという過ごし方ではないのであっさりと2日から平日で仕事が始まってしまう。日本人にとっては少し寂しい感じだ。もう少しゆっくりしたいなーと思うが、これがドイツでの年末と年越しの様子。

Hossy@Berlin


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