フランスワーホリ
フランスは世界三大映画祭のひとつ、カンヌ国際映画祭が毎年行われていることでも有名だと思います。

私がフランスで生活するようになって感じたのは、フランスでは映画好きな人が多く、映画が娯楽の一環として日常生活の中に日本よりも深く浸透しているということです。

私が以前住んでいたアパートでは、定期的にお隣さんがシネマとクラブの2つの単語を掛け合わせ “Ciné-club”と称して映画鑑賞会を企画していて、ご近所さんやその友人達がそれぞれ好きな映画のDVDなどを持ち寄るなどして様々なジャンルの映画を楽しんでいました。

映画館に足を運ぶ場合は、以前に比べると映画館の入場利はだいぶ上がってしまいましたが日本よりは安価で映画が楽しめます。

基本料金は場所によって多少変わりますが、大手の映画館では現在11ユーロ程度の所が多いです。

朝一番(12時前まで)の回は通常料金よりも割安だったり、もちろん学生割引といった料金設定もあります。

フランス国内共通の会員カードを発行してもらうと、毎月20ユーロ程度で映画が見放題になるという会員制度もあるので映画好きには嬉しい制度です。

その他にも5回分の回数券制度があったり、通常よりもお得に映画を楽しめる料金設定が結構あります。

小さな映画館では、期間ごとに例えば○○監督の作品といったテーマを決めて新旧のいろいろな国の映画を上映していたりします。

私が語学学校に通っていた頃には近くの映画館でアジア映画の特集をしていた時期があり、フランス語の字幕付きで黒澤明監督の作品を観て(あー、フランス語だとこういう言い回しになるのかぁ)などと思いながら映画鑑賞をしたこともありました。

また、フランスでは毎年La fête du cinémaという映画祭りが開催されています。

6月の最終日曜日にスタートするこの映画祭、今年の会期は4日間ということで既に終了していますが30回目を迎えた2014年度の映画祭りの期間中はフランス国内の映画館の入場料が一律3.5ユーロになったりと、映画をより気軽に楽しめるような企画が用意されました。

最後に…フランスで映画鑑賞を楽しんで余韻に浸りながら映画館を後にすると「あれ?ここは何処?!」ということになることがあります。

フランスの映画館では入り口と出口が異なるシステムの所が結構あり、出口から外に出ると映画館に入った時とは全く雰囲気の異なる人気のない通りで、これが夜の回だったりすると暗さも手伝って一瞬自分が何処にいるのか分からなくなるということが起こりうるのです。(私もこのような経験をしたことが何度もあります!)

これはただ単に映画館の裏通りに出ることになってしまっただけなので、落ち着いて周りを見回せばすぐに帰り道を見つけられるはずですからご心配なく!

たぬき@フランス


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