フランスワーホリ
年が明けたと思ったらもう2月。気付けばスーパーやパン屋さんの店頭からガレット(1月の御公現の祝日に食べるお菓子。詳細はhttp://www.whic.jp/blog_workingholiday/cat15/post_1060.htmlを参照)が姿を消し、ちょっとした寂しさを感じるのも束の間…と言うのもフランスには2月にも美味しい(!)伝統行事があるのです!

フランスでは、2月2日の聖母お清めの祝日にクレープを食べるのが慣わしになっています。

この祝日はフランス語で “La Chandeleur”と呼ばれ、フランス語でろうそくを意味するChandelleが語源になっているそうです。

イエス・キリストの誕生から40日後の2月2日に聖母マリアがイエスを神殿に奉献し、お清めの行事を行った日とされています。また、これは暖かい春の訪れを願う行事でもあります。

この祝日、今日のフランスでは主に「クレープの日」と認識されていて、この時期は家庭でクレープを作るための材料がどこのスーパーでも売り出しになっています。

わざわざクレープを焼くのが面倒だという人は、温めるだけでOKのクレープも多数販売されています。

クレープは、フランスの子供達の間で人気のおやつのひとつです。クレープリーと呼ばれるクレープ専門店もあり、この類のレストランでは主食にハムやチーズなどが挟まったおかずクレープ(フランス語でクレープ・サレ、塩味のクレープと呼ばれます)を食べ、デザートに甘いクレープ(クレープ・スュクレ、砂糖味のクレープ)を食べます。

クレープはブルターニュ地方の郷土料理で、この地方ではクレープと一緒にりんごの発泡酒、シードルを飲むのが一般的です。

さて、この「クレープの日」の面白い風習をご紹介しましょう。

クレープを焼く際、左手に金貨(コイン)を握りながら右手で持ったフライパンを高く上げてクレープをひっくり返します。うまくひっくり返すことが出来たら、その年は幸運に恵まれる年になると言われています。

是非この時期にお友達とクレープパーティーを開いて盛り上がってください!

たぬき@フランス


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