デンマークワーホリ
デンマークの伝統というとキリスト教にかかわるものが一番最初に浮かびますが、中でも、お誕生日のお祝いは誰もが必ずします。

でも、日本とは違って、自分でお誕生日のパーティを開くんです。

日本だと、友達たちが計画してくれたり喜びそうなプレゼントを探したりしますよね。でも、デンマークは違うんです。

お祝いしてもらいたいから自分で招待するんですって。そしてびっくりするのがプレゼント。招待状をもらったら、出席できるかできないか返事をするときに、何がほしいか聞くんです。

あらかじめ招待状と一緒に同封されている場合もあるけど、希望リストをもらえるんです。そして、その中からお財布と相談しながらプレゼントを買って用意するという具合。

合理的といえばその通りかもしれませんね。ほしいものが必ずもらえるんですから。

そして、もしプレゼントがダブってしまった場合でも心配は要りません。お店で購入するときにプレゼント用というと、シールとか目印を張ってくれて、期間内にお店に行けば交換ができるんです。

もちろん色が気に入らないとか、サイズが違った場合なんかでも、交換可能。日本人的感覚だと、交換すると相手に悪いとか思いがちですが、デンマーク人は全くそんなこと考えません。なので、自分がプレゼントをいただいた場合でも、気に入らなかったら交換して大丈夫ですよ!!

そして、毎年のお誕生日に加え、20歳、30歳、40歳、50歳・・・とマルの誕生日のときにはいつもより大きなパーティを企画します。

規模で言うと、日本の結婚式ぐらいで、大抵夜中までパーティが続きます。このときはいつもよりちょっとフォーマルな装いで行くといいですね。

プレゼントの仕方は、お誕生日だけでなく、結婚式や赤ちゃんの洗礼式などでも同じです。楽しみはなくなるけど、でも無駄がなくていいなあと思うのはきっと私だけじゃないはず・・・

話題は変わりますが、今ハンドボールのヨーロッパ選手権が開かれていますね。ハンドボールはデンマークの伝統的なスポーツのひとつ。だから、今の話題はハンドボールでもちきり。

これで優勝すると選手たちはコペンハーゲンの市庁舎のクレープが食べれるんだそうです。市庁舎のクレープは、普通の人は食べれないんです。これが食べたいからがんばる!!と言う人も少なくない??

とにかく、予選グループの試合はすべて勝ったので、この先が期待できますね。

nao@でんまーく


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