韓国人はお酒を飲むことが大好き。飲み会となれば、一次会で終わるなんてことはほとんどあり得ず、二次会、三次会、四次会、結局朝までコースとなることがしばしば。
日本だと終電を逃すとタクシー代がバカにならないから、終電までにはお開きにしようとするけれど、韓国ではタクシー代が値上がったといっても、深夜料金でも日本の基本料金より安いので、タクシーで帰ろうと思うからか、いつまででも飲んでいる。
日本の居酒屋と違うところは、日本は色々な料理(一品300円~600円)が少しずつ出てきて、それをシェアして食べたり、飲み放題や食べ放題メニューが豊富だけれど、韓国はドカっと大皿に大量に出てきて(だいたい一品8000ウォン~2万ウォン)、それをシェアする。
なので日本のノリで頼むと大変なことになるので気をつけよう。
そしてもちろんおつまみ(アンジュ)になる料理も辛い物だらけなのである。タッパルという鶏の足をコチュジャンで炒めた物が出てくると見た目も味も刺激的><。
辛くない一品だとケーランタンという、日本人が見たらどう見ても茶碗蒸しの失敗作だろうと言いたくなる代物。でもこれがけっこうおいしい!みんなでスプーンでつつき合って食べる。
それからおつまみの中で、ちょっと意外なのはフルーツの盛り合わせ。フルーツの中にミニトマトが混じっていることがよくある。
どこの居酒屋でも必ずといっていいほど出てくる無料の「つきだし」の中にスナック菓子があり、穴があいているからかその名も「マカロニ」といってマカロニの味と似ても似つかないけれどポン菓子の一種が出てくる。
オデンといって練り物のスープ(辛い時が多い)やもやしのスープが出てくることもある。そしてソフトドリンクの種類も少なく、日本なら必ずあるウーロン茶やカルピスはなく、ソーダーやコーラーといった炭酸飲料が主流。
私はアルコールもまったくダメで、炭酸飲料も苦手なので、ひたすら水を飲みながら、酔っ払いに付き合うのだった(苦笑)。
ミヤケ印@ Seoul