韓国ワーホリ
韓国は昔から風水を重んじていて、今は重要文化財となっている昔の建物(宮)の場所のほとんどが風水を考慮して建てられています。

風水では山と川の配置に恵まれていると良いとされているので、ソウルも漢江(ハンガン)が流れ、北には白岳山(ペガッサン)がそびえ立っています。

今では色々な建物が建っているのでビルの隙間から見る感じになりますが、それでも景福宮から見ると宮殿の後ろに堂々と白岳山が見えます。

もう一つソウルの中心部に流れる清渓川(チョンゲチョン)は、戦前生活排水等で下水同然に汚染されたため、実は戦後に一度埋め立てられ(1955年~)道路になり、その上を高速道路が走っていました(1971年完工)。

しかし道路の老朽化と排気ガスの問題により2003年から約2年間大規模な復元工事が行われ、また整備されたキレイな川に生まれ変わったのでした。

風の通りを良くし、流れる水の温度によってヒートアイランド現象を緩和させる効果もあるそうで、今では土日になるとイベントが行われ、夜にはライトアップもされ、ソウル市民の憩いの場で人気スポットになっています。

高速道路が建設された時に、いろいろと道路の両側に電気屋、工具屋、部品屋、布団屋、市場等が発達したため、その名残で今でも川沿いにはそういった専門店がひしめいています。

ちなみに当時清渓川復元の公約を掲げてソウル市長選に立候補して当選し、復元事業をやり遂げたのは、のちに第17代大統領となる李明博氏でした。

それにしても風通しを良くするために高速道路をとっぱらっちゃうっていうのは潔いですよね(苦笑)

ミヤケ印@ソウル


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