韓国は大統領制で、大統領は国民の直接投票で選ばれます。大統領選の日は臨時で公休日となります。
2013年2月からは初の女性大統領で第18代目となる朴槿惠(パク・クネ)氏が任命されました。
朴槿惠氏は暗殺されたことで有名な第9代大統領 朴正煕(パク・チョンヒ)の娘で親子2代で大統領となりました。韓国の大統領の任期は5年で重任はできません。
2012年の大統領選挙期間になると韓国人の友達が次々にSNSで、投票を済ませた後、投票所の前で写真を撮ることで投票に参加したことを誰かに認証してもらう「認証ショット」をアップしていました。
これは若者の投票率を上げるために芸能人が実践し、twitterやfacebookなどのSNSやブログなどに掲載したことから始まったそうです。
この効果で若者の投票率が1%上がったとか!?直接投票だからか、韓国の若者の政治に関する関心は日本の若者よりも高い気がします。
日本と同じように選挙開票速報が各テレビ局で報じられます。日本と違うところは選挙が終了後に、各候補者の「投票してくれてありがとう」という内容の横断幕が、当選してもしなくても顔写真の入った横断幕が町中に堂々と掲げられます。
日本だと公職選挙法の「当選期日後のあいさつ行為の制限」で選挙違反になっちゃいますが。
なんと韓国の大統領は切手にもなっていて故元盧武鉉元大統領、元李明博大統領の切手があります(写真は李明博の記念切手)。
今回の朴槿惠大統領の記念切手は発売当日から売り切れ続出で、入手困難になり値段が5,6倍にもなって取引されたとか。
ワーホリでは選挙権はありませんが、選挙の空気に触れる機会はあると思います。日頃も現地の友達に、自分の国の政治についてどう思っているかを聞くとけっこう熱く語ってくれるでしょうから耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
ミヤケ印@ Seoul