韓国ワーホリ

知り合いの赤ちゃんのトルチャンチ(돌잔치)に行ってきた。トルチャンチとは生まれてから初めての誕生日会で、昔は乳幼児の死亡率が高かったので無事に1年を乗り越えられたのを盛大に祝っていたのが今でも続いている。

トルチャンチは家で行っていたが今では専門の式場があり、まるで結婚披露宴のように前に主賓のテーブルがあり、主賓に向かってお客さんが座るテーブルがある。

入り口にはモデルばりの赤ちゃんの写真が飾ってあった。家族や親族、知人たちがぞろぞろ集まり始め、韓服を着た赤ちゃんと両親を囲んで写真を撮る。

列席者は赤ちゃんに小さなプレゼントを渡していた。定番は純金の指輪やブレスレットだそうだ。それを知らなかったので、普通に日本製のお米でできた食器セットをプレゼントしてしまったが喜ばれた。

食事はビュッフェが用意されており、写真を撮り終わった人達は適当に座って各自食事をとっていた。

司会者がかなりのハイテンションで司会を始めると、結婚式のケーキカットかと思われるくらい仰々しくケーキに挿したロウソクの火を消す儀式が始まった。まるで結婚披露宴のように両親の出会いから結婚まで、そして出産、赤ちゃんの成長記録の写真がスライドショーで流れ、それを見ながらの食事。

そしてハイライトはトルチャビ(돌잡이)。トルチャビとは赤ちゃんの目の前にいろいろな物を置き、何を掴むかで赤ちゃんの将来を占うというもの。

家庭によって用意されるものは異なるそうだが、今回は、鉛筆(学者)、糸(長生き)、棒(弁護士)、聴診器(医者)、マイク(歌手)、そしてお金(金持ち)を列席者からもらい、いよいよ赤ちゃんが選ぶ時。

赤ちゃんは聴診器を掴んだ。将来はお医者さん!?予め列席者も何を選ぶか予測して投票するコーナーがあったので、当てたら何かもらえるのかなと期待していたが別に何もなかった(苦笑)。最後は披露宴のお返し同様、列席者にはお餅がプレゼントされた。

ぐずったり歩き回る赤ちゃんをあやしながら列席者に気を使うトルチャンチは、結婚式よりも大変だったとぐったりしていたお母さんだった。ちなみに韓国の結婚式は30分で終わるがトルチャンチは2時間ぐらいだった。

ミヤケ印@ Seoul


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ