フランスワーホリ

フランスでは、最近朝晩涼しくなってきて秋の訪れを感じられるようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今日はフランスのタバコ事情についてお話したいと思います。

フランスでは2008年以降公共施設、レストランやホテル、カフェ、バー等の建物内での喫煙が全面的に禁止となりました。

違反すると罰金を科せられることもあり喫煙者の皆さん、意外ときちんとルールを守っています。冬場は寒そうにしながらもオフィスの休憩時間、レストランでもタバコが吸いたくなったら速やかに外に出てタバコを吸っている人の姿をよく見かけます。

この喫煙ルールは比較的守られているフランスですが、問題はこの後、吸殻の行方にあります。

フランスの道端に落ちている吸殻の多さには本当に驚かされます。道を歩いていて吸殻が頭上に落ちてきたこともあります。アパートのテラスや窓際でタバコを吸い、そのまま道路に向かって吸殻を捨てる人がいるのです。

車窓から吸殻を投げ捨てるドライバーもこれまでに何度も目にしました。ニースのビーチで以前、タバコを吸っていた海水浴客に携帯灰皿を配布していたのを見かけたことがありますが携帯灰皿はこちらではほとんど浸透しておらず、まだまだフランスでポイ捨てがゼロになる日は遠そうです。

それから、ここ数年タバコの値段は上昇傾向にあります。今年7月にもたばこ税が引き上げられ、現在ではタバコ一箱の値段が7ユーロ近くになりました。ヘビースモーカーやバイト代がそれほど高くない学生さんにとっては痛い出費です。

この値段の高さが関係しているのか分かりませんがフランスで道を歩いていると全く知らない人に「タバコ持っていますか?(タバコ一本くれませんか?)」と声をかけられることもしばしばあります。

日本のようにタバコの自販機というのはなく、タバコは通常TABACと看板のあるお店で購入しますが、イギリスやスペインの国境近くに住んでいる人のなかには、フランスよりも値段の安い海外でタバコを購入している人もいると聞いたことがあります。写真のようなタバコの葉とフィルター、巻紙をそれぞれ購入して自分でタバコを巻いて吸っている人もいます。(この方が安上がりなようです!)

道がタバコの吸殻だらけというのでは、フランスの美しい街並みも台無しです。いくら街を掃除する清掃員がいると言っても日本人の喫煙者の方にはポイ捨てせずにマナー良く喫煙してもらいたいと思います!

たぬき@フランス


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