韓国語と日本語は、なんとなく似ているところが多いので習得しやすい言葉なんじゃないかなと思います。
『大丈夫です』という意味の『괜찮아요(クェンチャナヨ)』は、使い方も日本語と同じで、軽く断るときにも使えます。
韓国語に慣れてくると、語順もほとんど似ているので日本語を話すときでも『韓国語的な日本語』という感じの変な日本語になります。(笑)
韓国の人は相づちを打つことはあんまりありませんが、相づちを打つ意味として『クロニカヨ~!(でしょ~!?みたいな意味)』と言うときがあります。ですが、日本語に直訳すると『だから~!』になるので、会話の途中で使うと微妙に変になります。
他にも『耳が薄い(クィガ ヤルボ』とかは、日本語には無い慣用句で『人の意見に流されやすい人』という意味です。
慣用句は、微妙に日本語と違う点があって、面白いです。
日本で言う『顔が広い』は、韓国語で『足が長い(タリガ キロ)』と言います。『欲』という言葉も、日本語ではあまりいい意味ではなかったりしますが、韓国語での『欲』は『ヨクシム(欲心)』と言い、「ヨクシミ マンタ(欲心が多い)」といい、前向きで何にでもヤル 気のあるようないい意味のニュアンスもあります。
『縁』も『因縁(イニョン)』といいます。何か『因縁(いんねん)』というと、悪意のある関係か?と思いますが、韓国語では全然悪い意味はありません。
また、韓国語を勉強すると、『日本語よりも心情にピッタリの表現』もあり、日本語では言い表しにくいけど、韓国語ならしっくりくる・・・という言葉もあります。
それは『タプタプへヨ(発音するときはタッタッペヨが近いです)답답해요』です。日本語にすると『もどかしい』ですが、会話の中で『もどかしいなぁ~』とは、あまり言わないと思います。『何かスッキリしないなぁ~』が近いでしょうか?(笑)
韓国では、この『タッタッペ~』をよく使います。後は、韓国語には悪口の表現が多く、 怒っていなくても口癖のように使ったりする人もいますが、韓国では怒るときに我慢しないでストレートに吐き出す方が生活しやすいと思いますので、使わないにしても覚えておくと良いかもしれませんね☆(苦笑)
イロミ@韓国