今年はドイツで『ベアラウフ(Bärlauch)』という絶品ハーブを収穫してきました。(クマネギ、クマニラ、クマニンニクとも呼ばれます。)ドイツの気候に適しているのでしょう、ほぼ全地域で見つけることが出来ます。川べり森に群生し、4〜5月頃の短期間だけ収獲できます。
味はまさに『行者ニンニク』のようで、ニンニクとニラの中間という感じ。生でも火を通してもとても美味しいです。

同僚が車の運転中、道沿いの小林に偶然野生のベアラウフを見つけ教えてくれました。早速行ってみると、あたり一面ベアラウフ。ハーブに顔を近づけると、ニラのいい香りが♪
同じく収獲に来ていた近隣住民の方にどのように料理するのか聞いてみると、ベアラウフを刻みオリーブオイルと合わせてパンに塗ったり、パスタのソースとして使うのだそうです。バジルペーストのような感じですね。一方私は、行者ニンニクのように天ぷらにして食べたり、餃子の具に刻んで入れたり・・・と説明しましたが、彼らは『???』。まずは天ぷらや餃子の説明からすべきでした(笑)。このような交流や情報交換もまたとても良いものです♪
また、形状がよく似たスズランは実は猛毒なので注意すること、根本を引き抜かず茎を折るようにして収獲すると、また来年ベアラウフが育つというアドバイスをもらい、私達も注意して沢山収穫してきました!

そのままでは長期間保存は難しいので、ベアラウフを適当に切り、タレ(酒・みりん・醤油(めんつゆ)・ごま油・ごま少々)に和えて瓶詰めにしました。そのまま数日置くと完成です。いつもの料理に少し加えるだけで、信じられないほど味が豊かになります!
皆さんもワーホリに来た際は、旬の食べ物を見つけトライしてみて下さいね。

ライター:yodan@ドイツ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ