現在世界中で経済不況や物価高騰が騒がれていますが、ドイツもその中の一国です。
とある調査ではドイツの物価上昇率は前年同月比の+8.2%とされ、EU内では24位に位置しています。上昇率が高い順に見てみると、

1. エストニア 22%
2. リトアニア 20%
3. ラトビア 19%
.…
15. スペイン 10%

27. フランス 6%
※調査機関により数値が異なる場合があります。

となっており、ドイツは比較的ゆるやかな物価上昇と言えますが、それでもスーパーで買い物をするたびに値上がりを感じます。

お肉は1パックあたり100円プラスされ中身は100gマイナス…大好きなポテトチップスも、包装袋は大きく空気でパンパンですが、実は中身が微妙に減り、以前の通常価格が現在のセール価格となっています。
そんな中、ガソリン価格上昇は税率引き下げにより落ち着いたため、この夏休みは車で行けるドイツ国内やイタリア、オーストリアに旅行する人が多いようです。
それでも、ホテルやレストラン、全てにおいて値段が上がっているため、最終的に例年より割高な旅行になることは間違いないでしょう。

そのほか、地価高騰は数年前から言われていますが、それは今なおとどまることを知らず、現在、私の住む中規模都市で、土地1㎡あたり245€(約32800円)、それに4LDKの一軒家が600000€(8千万円以上)、中古住宅では400000€(5千300万円以上)ほどの値段が平均的です。とても買えたものではありません。
友人は今年親戚から家を譲り受け、毎週末リフォーム作業をしています。壁紙・床板・キッチン・お風呂場・ガーデン等、あらゆる場所を新しくするようで、完成までには1年以上かかる見込みです。なんとも素晴らしい体力&節約精神! ドイツでは何事も出来る限り自分でやり節約するのが普通です。

この物価上昇に対して、単に『物を沢山買わない』というだけでなく、『出来ることは自分でやる』という節約の積み重ねがなにより大切なのかもしれません。

ライター:yodan@ドイツ


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