コロナの感染状況が再び厳しくなる中で、ドイツでも人々の娯楽は引き続き限られています。
旅行やイベントはもちろん、今では洋服ショッピングも普通には出来ません。マスクだけでなく、２回以上接種済みのワクチンパスやコロナ検査が必要です。さらに常に変更され続けるルールに”振り回されている”ような感覚すら覚えます。
そのため、インターネットによる愉しみがより有り難みを増し、買い物や人との交流が今まで以上にネット頼みになっています。テレビを観るよりユーチューブ＆ネットフリックス！ テレビゲームよりオンラインゲーム！ といった感じで、この変化の著しさに、時々客観的になり驚くものです。
そんな中でも、ネットに頼らず楽しめることもあります。私の家の近くではサーカスが開催され、ミュージカルやオペラの広告が貼られています。言わずもがなマスクやワクチン、検査のルールや人数制限等、全てがかなり厳重ではありますが、それでもたま〜に羽を伸ばすにはいいかもしれません。
現在近くで公演されているミュージカルはアラジンや赤毛のアン。日本人にも馴染み深いですよね、私もぜひ観てみたいです。ドイツ語が少し上達した頃にお勧めです。本場ヨーロッパのミュージカルの豪壮さを体験できるだけでなく、更なるドイツ語上達にも繋がるはずです。
私は以前バレエのパブリックビューイングを観たことがあるのですが、本当に素晴らしかったです。表現の自由というか、ありのままのその壮大な雰囲気に、芸術に詳しくない私も惹き込まれました。もはや素晴らしいという言葉では足りないくらい沢山のものを感じ、その後の自分の価値観も変わりました。
もう少し暖かくなると皆、散歩に出かけ、ベンチや公園で軽くサンドイッチを食べたり、日光浴をしたり・・・ドイツの典型的なゆった〜りした時間の過ごし方が出来るようになります。なんだかんだ言って、そのような時間が一番の心の愉しみかもしれませんね。
ライター：yodan＠ドイツ
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