現在、ドイツでは残念ながらコロナの状況が悪化しています。
ここでは秋冬にかけて一気に冷え込み日照時間が乏しくなると同時に、風邪やインフルエンザ患者が急増します。日本よりその数は多い印象です。もちろんコロナウイルス感染者も例外ではありません。

感染者の増加に伴い、コンサートや展示会などのイベントは中止、もしくは『2G・3Gルール』が課されています。
2Gとは、ワクチン接種済み(Geimpft)&過去にコロナに感染治癒(Genesen)した人をさし、3Gは検査で陰性証明を取得(Getestet)した人を指します。ドイツではワクチン接種に積極的でない人も少なくありませんが、このルールによって、再び少〜しずつ接種者が増え始めています♪

私の会社は、今年最大の展示会出展を見送りました。このために数カ月間かけて準備してきた従業員たちは、もちろん理解・同意はしているものの、落胆を隠せないでいます。おそらく現在、そこら中で同じ状況が起きていることでしょう。
去年のようなパニックは無く、街も落ち着いていますが、多くの人が再び感染が酷くなる状況を覚悟し始めています。一方、ドイツ政府は事態の悪化を想定し、学生や会社員のホームオフィス制度の制定・向上に動いています。

レストランでの食事や会社出勤、ほとんど何をするにもまずこのコロナのルールを確認しなければなりません。そして皆が何より楽しみにしているクリスマスマーケットも今年は各都市、それぞれ違う対策を講じています。中止されたり、2Gルールが施行されたり・・・しかもルールは随時変更されるため、逐一チェックする必要があります。
なんとも奇妙ですが、ドイツ人にとって、ルール&ルール遵守はとても大切。しかしそのあまりの多さに、ドイツ人も『さすがドイツだね」なんて皮肉を言っていたりします(笑)。

ライター:yodan@ドイツ


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