現在コロナが少し落ち着いているドイツ、まさに結婚式ラッシュです。筆者は先日、ドイツ人の友人の結婚パーティーに出席しました。
ガーデンスペースで結婚の儀式、そしてシャンパンや軽食を楽しまながら夕方まで歓談、室内レストランでディナー&余興があり、その後は朝まで踊り明かすという、とても素敵な式でした。

さて、以前の記事にドイツの結婚式にはお祝儀がないと書きましたが、プレゼントやお祝い金を渡す習慣はあります。渡す額に明確な決まりはなく、だいたいこの位かな〜という感覚でOK。パーティーに招待された場合は、自分達の飲食代以上であれば失礼ではないようです。
プレゼントは自分でラッピングするのが一般的で、その際にはそのお祝い金もデコレーションの一つとして使用されます。日本では新札や綺麗なお札を奇数万円、祝儀袋に包むのが一般的ですが、ドイツでは、新札どころか、紙幣を折り曲げたりクルクル丸めたり。アートと化したお金に、筆者は目が点でした。
デコすることを楽しむドイツ人にとって、お金も自分の手で気持ちを込めて綺麗に飾りプレゼントするということは、大切な文化なのかもしれません。『オリガミ』ならぬ『マネーガミ』という本まであるほどで、筆者もさっそくマネーガミデコレーションに挑戦。日本陶器マグカップセットに合わせ、鶴も折ってみました。自分でプレゼントを飾り付けするのは容易ではありませんが、温かい気持ちと味が出て良いものです。

結婚会場にはお祝い品スペースが設置され、様々なプレゼントが並べられていました。温かな気持ちとユニークなカネーガミのアイデアに、自然と笑みが溢れます。あらゆるプレゼントを自分でラッピングするのが一般的なドイツ。勿論ラッピンググッズも充実しています。その売り場コーナーに行くだけでテンションが上がってしまうのは私だけではないはず♪ また店舗によっては買上品のラッピングサービスもありますが、日本のようなクオリティではありません。最初はその簡易さに少しガッカリしたものですが、こちらの習慣に慣れてくると、日本のパーフェクトな包装が少し過剰な気もしてきます。

ライター:yodan@ドイツ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ