日本とドイツ、どちらが金銭的に生活しやすいかというと、私の見解ではドイツです。

まず、食費についてはドイツの方が手頃。スーパーで買い物すると、魚介類以外ほぼ全てドイツが方が安いです。しかし、日本食に必要な調味料や具材は割高なので、それを中心に生活していくとなるとこの差は逆転します。ちなみに私は、結構な量を食べ、たまに日本食を作りながら時々美味しいお肉やアルコールも嗜み、外食は1、2回で、月の食費が200€(約26000円)程度です。

外食というと、カフェやレストランの単品金額は日本と似ています。ドイツ人は日本に比べ外食の頻度が少なく頼み方もシンプル。一品または一コース料理(量は日本の2〜3倍!)に、一種類のアルコールを1〜2杯飲むのが一般的。居酒屋のように料理を何品も頼んで色々なお酒を楽しむことはまずありません。
パーティもホームパーティーが多いので、総合的に安く済むというわけです。

その他、賃貸費・光熱費・水道電気代・交通費・・・全て、ざっくり言って日本と同じ、強いて言うならば水道代が高めかなぁ、と言う感じです。(そのためか、ドイツ人の水節約意識は凄まじい!)勿論、シェアハウスや一人暮らし、また地域により大きな違いがあります。シェアハウスならば、運が良ければ素敵な一部屋に、必要費(賃貸・光熱・水道・電気代等)月額300€(約39.000円)で暮らせることもあります。

更にお給料も魅力的。ドイツの最低賃金は時給9.5€(約1240円)で、カフェや飲食店で軽くバイトしても結構な額を貰うことが出来ます。なんだか日本よりも生活しやすい感じがしませんか?
しかし一方で税金も高い! 累進課税で、総支給額に対し14%〜42%の割合で税金が引かれてしまいます。勿論、その分の社会保障は手厚いですが。
さて、総合的に金銭的に住みやすいと感じるドイツ。必要なのは、少しの貯金とほんの少しの好奇心です!
勇気のある方は、ぜひ渡独してみて下さい。

ライター:yodan@ドイツ


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