3月12日から始まった都市閉鎖いわゆるロックダウンですが、アイルランドの場合はぬるいです。家から2キロ以上のところに行ってはいけませんが(罰金2500ユーロ)、街中には人が結構います。まぁ、捕まっても「お買い物」って言いきればどうにかなってるみたいです。
筆者は街中に住んでいるので、窓から大手スーパーの前に並ぶ人たちを見ているんですけど、長いと1キロ近い列になってます。入場制限のせいではあるのですが、マスクをしていない人、ソーシャルディスタンスを守ってない人、友人と団体できてる人、家族総出できてる人・・・色々です。
一過性にトイレットペーパーやキッチンペーパー、粉類やイースト、牛乳、卵が品薄になったようですが、大分戻ってきています。パニックショッピング(いわゆる買い占め)も落ち着きました。相変わらず、マスクや手洗い用石鹸は品薄のようですが。
交通機関には大きな違いが出ています。ソーシャルディスタンスを守るため、バスやLuasのほとんどのシートに「座るな」マークがついて、ダブルデッカーの1階には5人ほど、2階も同じくらいしか乗れません。そして今までにないくらい綺麗です。タクシーは医療関係者だと証明できれば料金が半額に。
最近はマスクをつけている人がだいぶん増えてきました。が、マスクをしていない人もいらっしゃいます。自分、及び他の人を守るためにマスクをした方がいいのですが、こればかりはまだ強制されているわけでもないので、なんとも。
仕事のほとんどはリモートで、自宅勤務になっている人が多いのですが、生活に密着した仕事の方はやはり接客してくれてます。医療関係者以外にもたくさんの方が働いてくれていますので感謝して過ごすべきですね。
不要不急の外出を避け、うがい、手洗いなどをこまめにして早くこの状態を収束できるよう、みんなで心がけましょう。
ライター:yuki@アイルランド