コークに宿泊していても十分に日帰り可能な近郊の町の1つに南に車で40分弱ほど走ると到着する小ぢんまりとした港町キンセールがあります。
私がこの町で最初に訪れたのは、かつては税関や刑務所として使われていたデズモンド城です。今はワイン博物館になっており様々なワインラベルなどが飾ってある一方、税関や刑務所の時はどんな様子だったのかというのも蝋人形を展示しながら表現しており建物の歴史の深さを感じさせます。
ステンドグラスが美しい聖マルトス教会もデズモンド城から歩いてもすぐの距離にありついでに見学するのもオススメです。
星型の要塞チャールズ・フォートは少し町の中心部からは離れています。専用駐車場は無料ですが小さくすぐに満車になり、多くの訪問客は路駐しているのですぐにチャールズ・フォートが近くにあることが分かると思います。私も路駐して少し歩いて見学に向かいました。チャールズ・フォートは前回ご紹介した要塞のロック・オブ・キャッシェルと比べしっかりと建物の形が残った廃墟といった感じです。内部は迷路のように入り組んでおり、まるでひとつの町のようです。
チャールズ・フォートを見学後はチャールズ・フォートのチケット売り場のおばさんから景色が良いと勧められたオールド・ヘッドへ向かいました。ここにも博物館があったのですが着いた時はもう18時ちかく閉まっていました。しかしながらゴツゴツした荒々しい海岸線は確かに絶景で訪れる価値がありました。
オールド・ヘッドからは海岸線の写真を撮影しながらさらに西へ向かいガレッツタウンまで行きました。空腹だったので食事をできるレストランをアプリで見つけたために、この町へと向かったのですが、私が訪れた時はアルコール類の提供しかありませんでした。
前回ブロガーの方と食事に行った時もそうでしたがアイルランドではアプリで店は開いているからと向かっても時間帯によっては飲み物の提供だけだったりする事もあります。結局、この日はガレッツタウンでは他に食事ができるレストランもなかったのでキンセールに戻りテイクアウトのピザを購入しコークに帰りました。
白神仁士@アイルランド(ドイツのワーキングホリデービザでの旅)