日本では、幼稚園や保育園に行った後、小学校から高校まで、まるで義務教育のように当たり前に行きますよね。最近では大学まで行くのが当たり前みたいな風潮がありますが、高校卒業後、就職したり、専門学校に行くのも道として勿論あります。
アイルランドでは、モンテソーリという幼稚園みたいな場所に行きたい人が行き、そこから小学校へ。小学校はキリスト教系の学校が多いため、洗礼を受けた子供であれば早い子であれば4歳から行くことができるそうです。
そこから中学、高校へ行き、大学へ・・・という流れは同じですが、高校卒業後、暫く働いてから大学に行ったり、大学在学中にやりたいことを見つけたとかで退学し、また同じ学部や違う学部に戻って勉強したり、働きながらパートタイムでカレッジに通ったりしています。マスターやドクターコースにも働きながら通ったりもできますし、専門学校にも働きながら通うこともできます。
また、定年後、大学に行って勉強することだってできます(あんまりアイルでは聞きませんが)。そう、年齢はあんまり関係ないのです。
日本だと新卒が重宝されるので、大学卒業前にワーキングホリデーや留学をすることが多いと思いますが、こちらでは資格や経験優先ですので、卒業後に暫く海外に出て経験積んだり、または遊んできたりしても、年齢や性別、国籍での採用選択は違法なので、新卒だろうがどうであろうがあまり関係ないです。また、多少のブランクや、仕事をコロコロ変えることに対しても、左程気にされることはありません(もちろん、1週間とか3ヶ月でコロコロ変えるのは問題ありますが)。
ライター:yuki@アイルランド