アイルランドの景気は、一概にいいとは言えません。家賃の高騰、失業者の増加、ホームレスの増加が新聞を賑わし、大学の学費及び学生寮の値上げなど、収入の増加はあまりないのに、生活基盤にかかわる全ての物が値上がってきています。
ただ、食品や日用品は然程値上がっていませんので、家と仕事さえ確保できれば生活はしやすいかと思います。
さて、ワーキングホリデーといえば現地でのお仕事。ダブリンは小さいながらも首都ですので、色々なお店や企業があります。お店の移り変わりも激しく、その都度スタッフ募集を行っています。また10月くらいからはクリスマスに向けにお店がスタッフ募集を始めますので、仕事を見つけるのは今がチャンスかと思います。しかしこれは景気と関係ない話で、毎年恒例行事ですので、11月半ばあたりまでで仕事を見つけれなければ、次は3月くらいまで見つけるのが厳しくなります。
クリスマス前のジョブハンティングは、キリスト教国以外の人にはチャンス。どのみちほとんどのお店はクリスマスは閉店しますが、EU圏内でキリスト教系の方々は敬虔かどうかにかかわらず、クリスマス周辺は家族と過ごすために帰国します。その為、この時期の募集は比較的NON-EUの人達を採用する傾向にあります。ただし、この時期の仕事の大半はクリスマスまでの短期採用。使えるというお墨付きをもらえばそのまま延長も可能ですが、短期になることもしばしば。でも、経験という意味でも生活費を稼ぐ意味でも、また延長のチャンスを掴むためにも、この時期に仕事を確保するのは大事だと思います。
日系企業の募集はあまり見当たりませんが、日本語を使える(勿論英語も)人の募集も最近はよく見かけます。ただ、これは一応資格やDegreeが求められますので詳細は募集要項を見てください。
経済はなかなかよくなりませんが、自分次第でどうにかなりますので、頑張ってお仕事見つけてくださいね。
yuki@アイルランド