20160425_192855アイルランドには英語とアイリッシュと呼ばれる言語があります。
アイリッシュは、スコットランドの言語と兄弟関係にあるようですが、はっきり言って全然わかりません(笑)。公共交通機関や、公共の建物などには英語とアイリッシュが併記されています。

アイリッシュはイギリスに侵略されていた時に一度消滅した言語で、その後残った資料や人々の口語から復活された言語ですので、正確には昔の物とは違う様です。またスペルも復活時にタイプのお仕事で1文字幾らという仕事形態だったそうで、皆様が好き勝手に音に合わせて書いたものを政府が設置した団体が、よく使われているスペルを厳選して確定させたものだそうで、パッと見読めないものも多いかと思います。
例えば、Tallaght(タラ)とかDun Laoghaire(ダンレアリー)とか。いずれも地名ですから慣れれば読めますが、Ghが不要な処にそこかしこに入るのが特徴でしょうか?(苦笑)

今現在、アイルランドは英語が主体です。若いアイルランド人はアイリッシュがわからないという人もいますが、一応、義務教育でアイリッシュは必須です。移民の多いアイルランドですが、アイルランド国籍所持者の子はFirst cert.でアイリッシュで基準点を取っていないと公務員にはなれません。つまり15歳までに将来の職種が1つ無くなる可能性があるわけです。

アイルランドは小学校から英語で授業を受け、アイリッシュとその他ヨーロッパの言語1つが必修になります。学校によってドイツ語、スペイン語、フランス語が決まっているので、親は子供に学ばせたい言語のある学校に入れる訳です。またアイリッシュだけで英語を第1言語として勉強する学校も点在しており、この学校は親も先生との連絡が全てアイリッシュになるため大変そうです。

基本は英語のアイルランドですが、国が守っているアイリッシュ地区というのが存在しており、ダブリンの中にもありますが、島の西側や北西はアイリッシュがメインになっています。

ライター:yuki@アイルランド


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ