20160312-ir海外に来るとき、病気の心配とかあると思います。
残念ながら、Irelandの病院事情は決して良くありません。というより、相当悪いです、医療システム・・・。

流れとしては、体に異変を感じた際はGP(general practitioner=一般開業医)を受診することになります。でも、基本予約制。Walk inという、飛び込みで診てくれるGPも最近出てきましたが。もちろん緊急であれば救急車で病院へ運んでもらっても構いませんが、有料です。しかも救急車で行っても6〜10時間も待たされることがざらですので覚悟して行ってください。救急車も有料です。

で、GP。簡単なスクリーニングや感染症などの採血以外の検査が必要であれば病院に紹介されます。採血の結果は早くて2週間、遅いと1ヶ月後位に届きます。異常があればGPが電話してきて説明を受けるシステム。ここにくると「ビバ☆日本の医療」と痛感することでしょう。

GPの診察は至ってシンプル。簡単な病気なら触診や聴診をして処方箋をくれますし、それ以外なら、紹介状をもらって終了ですかね。紹介状はすぐに書いてくれる医師は稀で、後日取りに行くことのほうが多いです。で、気になるお値段は、多少の差はあるものの40〜50euro、採血代は別です。採血に関しては項目ごとに値段が有るので幾らと一概に言えません。

さて、大きな病院へ行くことになったとします。紹介状がないとadmission feeとして250euroかかります。紹介状を持って行っても予約をしてじっと待つことになります。GPの手紙を持参すればGPでお金を払っているので1回目の診察やレントゲンは無料です。

そう、Ireland(UKも)の病院はこのような状況ですから、もし持病のある人、お薬はきちんと持参しましょう。
最近はアイルランドは外国人に対し保険の加入を義務付けています。学生さんなら150euro/年で学校から加入できます。

※編集部補足
アイルランドのワーキングホリデーでは滞在期間中のすべての期間をカバーするワーキングホリデー保険(旅行傷害保険)への加入が義務化されており、ビザの申請時に保険への加入証明書の提示が必要になっています。

yuki@アイルランド


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ