西の玄関口、バンクーバーに滞在するワーキングホリデーは、カナダワーホリの中でも一番多いのではないでしょうか。そんなバンクーバーの治安について、書いてみたいと思います。
お隣のアメリカと違って、基本的に銃を所持する事は違法になりますので、比較的治安は悪くないと思います。が!日本に比べると、やはり比べ物にならないくらい、治安が良いとは言えません。
まず軽犯罪がかなり多い事。たとえば、置き引き、スリ、車上荒らしなどは、被害にあった事がない人は居ないんじゃないか?というくらい日常茶飯事です。
これはもう、自分で自分の身を守るしかありません。どこに居ても油断をしない。
当たり前のことですが、夜の一人歩きや路地裏などは昼間でも極力歩かないことはなかば常識になっています。日本とは違う、ということを常に頭においておくことが大事です。
あと日本と決定的に違うのが、麻薬に関して。
カナダでは医療大麻が認められているくらい、マリファナ(大麻)にたいして寛大ではあります。基本的に売り買いは取り締まられますが、ちょこっと吸ったからといってすぐに警察が出動して逮捕していたのではラチがあかないので、半ば趣味等で吸ったりする人が多く存在しているのも事実です。
しかし、法律的には医療大麻以外は、違法だということをしっかり認識し、麻薬関係にはどんなことがあっても手を出さないことです。
吸ったからすぐにどうこうなるのではなく、そういった環境に身を置く事で、犯罪に巻き込まれる可能性が飛躍的に上がります。
また、健康被害が出た場合、短期滞在者の場合リスクが高すぎます。
先日、バンクーバーの高級ホテルの一室にて、某有名俳優が一人ひっそりと亡くなりました。彼はまだ31歳。死因は麻薬のオーバードーズなのではないか、と言われています。彼自身薬物更生施設へ数ヶ月前まで入所していました。
一度ハマってしまうと命までをも落とす可能性が、無いとは言えません。日本とは違いこういった危険がかなり身近な海外生活。カナダに限らず、日本人を代表するワーホリメーカーとして堂々と正しくいきたいですよね。
momo@カナダ