トロントには四季がありますが、日本と季節の割合が少し異なります。梅雨はないので、5~6月くらいから夏の陽気が始まります。
こちらには芝生のキレイな公園や、オンタリオ湖のような開放的な場所も多く、ランニングや読書、あるいは日焼けをするために外に出ている方もよく見かけます。
トロントは冬がとても厳しく、長いです。そのため、一年のうちアウトドアを楽しめる季節をとても心待ちにしている方が多いです。
屋外のイベントもたくさんありますし、心がはずむ時期ですね。
学生さんはサマーキャンプに参加したり、楽しい夏休みを過ごすと思いますが、社会人はどうでしょうか。
私の周りを見渡すと、日本よりもフレキシブルであると感じます。日本ではお盆があり、それに合わせてお休みをとれる会社もありますよね。
でも、接客業の方は繁忙期に休むなんて論外ですし、まとまった休みは難しいという声もよく聞きます。有給取得率が低い、なんて不満を聞くことも多いですよね。
トロントでも全ての人が同じ状況であるとは思いませんが、思わず羨ましいと思ってしまうことがたくさんあります。
たとえば夏休みは各自が好きなときに好きな期間とることができ、それを申し訳ないと思う人はほとんどいないことです。
夏休みは、社会人もとって当たり前という感覚があるため、取得しやすい環境だと思います。社内メールで「この期間、夏休みをとります」というメールが来ると、その期間の長さに驚くこともしばしばです。
2週間、長いと一ヶ月程度ということもあります。
有給も問題なく使えますし、それをためておくことで数ヶ月まとめて休むという強者もいます。それが当たり前にできる環境は、日本で働く社会人にとっては羨ましいことではないでしょうか。
余談ですが、冬休みは寒さを逃れるためにメキシコやキューバ、ジャマイカなどのビーチへの旅行が人気ですよ。みなさんなら、長期休暇があったら何をしますか?
Nataly@カナダ