日本にいるときは、海外生活って特別なことであるように感じていました。私が渡加して日本と違うなと思ったことをご紹介いたします。
まずは生活環境。日本では一人暮らしで悠々自適な生活をしていたのですが、トロントではホームステイから始めたので、ファミリールールを守らなければなりません。
初めは食事時間やお風呂の入り方、帰宅時間、夜更かしなど、全てのことに緊張していました。
次第にホストファミリーとの生活に慣れましたが、共同生活であることを忘れないようにと常に頭においていました。
次に食事内容。元々ヘルシーとはいえない食生活でしたが、食べ物の誘惑はトロントに来てからのほうが強烈でした。
初めてみる食べ物があるのもひとつの原因ですが、食事回数や食事量が確実に増え、気づいた時にはかなりふっくらしていたのを覚えています。自分の生活スタイルが悪いのですが、海外にいくと太るというのは本当だと体験しました。
最後にワークライフバランスについて。こちらの方々は、本当に家族との時間を大切にします。
私の周りでは残業なんてほとんどしないし、業務時間もかなりリラックスしています。日本では残業は悪だといいながら毎日遅く帰るのが当たり前のことも多く、私もその一人でした。
休暇にしても、カナダの友人は休みをためて3ヶ月一気に休暇をとったりしていますが、日本ではたった一日の有給の消化すら難しいことがあります。何に重点をおくかは人それぞれだと思いますが、こちらの方々は比較的上手にバランスをとっていると思います。
以上3点かきましたが、所変わればなんとやらで、好きな部分もあれば受け入れ難いことがあるのも事実です。
ただ、その土地に根付いている習慣などを尊重するのはとても大切なことなので、忘れずにいようにと思っています。人それぞれ違う体験や感想を持つと思います。皆さまの海外生活がどのようなものになるか、楽しみですね!
Nataly@カナダ