日本でよく使っていたグッズが、こちらでは手に入りにくい事があります。
たとえば耳かき。日本では当たり前の道具ですが、こちらでは耳掃除には綿棒を使うため、耳かきを売っているお店が非常に少ないです。
お料理に使う巻き簾もそのひとつで、私は海苔巻きをつくるだけでなく、卵焼きの型どりなどさまざまな料理に使っていましたが、持ってこなかった最初のころは形がうまく作れず、歯がゆい思いをすることもありました。
その一方、カナダでみつけたお役立ちアイテムもあります。
一番は冬に大活躍の帽子。帽子自体にに耳あてがついていたり寒いときにはおでこが隠せるようなファーがついていたり、あごの部分を止められるデザインになっているものがあります。
ファッション面では好き嫌いが分かれますが、極寒の冬が待っているトロントでは必需品で、一度なれると手放せません。
日本で使っていたファッション性の帽子は出番が少なくなりました。
夏の間はサイクリングをよくするので、リュックサックが大活躍です。こちらの自転車はママチャリタイプは少なく、前かごのないスポーツタイプが多いように感じます。
日本では女性がリュック(しかもごつめのデザイン)を使っているのはあまり見かけませんが、こちらでは登山用レベルのものを普段使いしている女性も多いです。
カラフルな女性向けのラインもあるので選ぶのは楽しいです。とくに、気候がよくて自転車で出かけられる今の季節には、両手があくリュックは必須アイテムなのです。
最後にレジャーシートについて。日本ではレジャーシートというと、ビニール素材のものが多いですが、こちらでは基本的に布製です。
少し厚めの生地で出来ているため、すわり心地はビニールよりも若干よいと感じます。トロントには芝生がある公園が多くあるのですが、見た目もこちらのほうが自然になじんで素敵に見えます。ただし、下が湿っていると悲惨な事になるので、日本のビニール製との使い分けが大切ですね。
Nataly@カナダ