ワーホリでカナダに来たかたの多くは、何らかの仕事に就かれると思います。そこで今日は、私の仕事体験について書いてみたいと思います。
まず一般的に言えるのは、どのような職種についても日本のようにマニュアルがあって丁寧に指導してくれる、なんてことはあまり無いです。
ただ、日系の仕事に就いた場合は、比較的至れりつくせりな指導を受けられると思いますが、それ以外の仕事だと、まず基本はなんでも自分で覚える。これにつきます。
とはいっても、何も知らないのにどうやって覚えるのか分かりませんよね?
例えば販売等でレジを触る場合、お金の勘定だけは間違えては困りますので、とにかくしつこく使い方を聞き、徹底的にメモを取って覚える。
自分から積極的に、周りの人がしている事を見て、やる事を発見して覚えていく必要があります。
私の最初のバイトはレストランでした。これは比較的簡単でした。まずメニューを覚える。そして接客英語を叩き込む。しかし、接客英語ってそんなに種類がありませんので、すんなり仕事に入りました。
次にカナダの企業へ就職したとき。これには驚きました。初日、出勤したら自分の机とコンピューターをあてがわれました。が、それだけです。
「えっ??」私、何をすれば良いの?とそこから数日呆然としました。。。。
仕事の引き継ぎ等は無く、全く新しい部署を立ち上げてそこへの配属だったので、何もかも一から仕事を作り上げないといけませんでした。
おかげで随分と強くなったものです。
日本人は、比較的どこへいってもとても重宝されます。真面目でよく働き、カナダ人に働きすぎだと言われる事もたびたび。「リラーックス。そんなに仕事しなくて良いから」と同僚に言われたときには驚きました。
そういわれてみれば、スーパーのレジの人はジュース飲みながら仕事してるし、バスの運転手でさえ、バスをいきなり道端で停めてコーヒー買いにいったりするなぁ、と、カナダ人のマイペースさ驚きましたが、今はこの気楽さになれてしまうと、もう日本では働けないのではないか、と真剣に思います。
momo@カナダ