トロントは人種のるつぼと言われていますが、日本人もたくさん活躍しています。日系二世もいますし、日本から単身トロントに来ている方もいらっしゃいます。
例えば病院へ行った時のこと。日本語が話せるスタッフがいたら心強いと思いませんか?
私は以前読んだ雑誌で、旅行先で困ることNo.1は病気になった時に言葉が通じないことだというアンケート結果を見たことがあります。
確かに、体がつらいときにその状況を伝えようにも言葉が分からず苦労するのは、精神的にもタフですよね。
日本人がたくさん住んでいる場所であれば、患者として来ている英語を日本人に助けてもらうというのも可能化のもしれませんが、トロントではなかなかそうはいきません。
しかし最近は、医療を学んだ日本人が病院のボランティアとして働いていることがあります。
彼らのバックグラウンドは様々で、医師や看護師、薬剤師や助産師など、さまざまな経験をもっている方がいます。
医療英語というと敷居が高いですが、その方達の手助けを借りることができたら心強いですよね。
スーパーで物が見つからないという困り度合いと、病気の事を正確に伝えることができないというもどかしさは、全く次元の違う話だと思います。
普段の会話であれば、英語上達の糧になるので身振り手振りをつかってもいいので自力で解決すべきだと思いますが、健康のことはコミュニケーションがうまくいかずに健康被害につながることもあります。
あなたが異国の地で病気や体の不調で困った時、ものは試しに「日本語を話せるスタッフはいますか?」と聞いてみてはいかがでしょうか?
トロントなら、もしかしたら名乗りを上げてくれる日本人がいるかもしれませんよ。
Nataly@カナダ