カナダワーホリ
カナダイギリス連邦16国のメンバーで、イギリスのエリザベス国王を自分達の国王としています。

元首の代理人として「総督」がいて、任期は5年です。難しいことはわかりませんが、日本と同じように選挙の時期になると立候補者がグッズを作ったり、テレビや雑誌などで演説をしたりするのを見かけます。

いろいろな候補がいるもので、私が驚いたのは、現状でも日本にくらべると労働時間が圧倒的に少ないと感じているのにもかかわらず、週あたりの働く時間をさらに減らして32時間にしようと訴える党があるなど、非常にユニークな持論を展開する方をたくさん見かけます。

選挙に関してですが、日本人が参加するには壁があります。カナダ永住権を取得したとしても、市民権がないと投票することができないのです。(永住権を取得すると、投票できないこととカナダのパスポートが取得できないことを除き、カナダ国民を同じ権利が認められています。)

しかしここで重要なポイントが、カナダの市民権を取得するということは、日本国籍を放棄しなければいけないということです。

日本は二重国籍を認めていないため、とても大きな洗濯を迫られることとなります。自分の生まれ故郷である日本の国籍を捨てるのは辛いものです。そのため、周りでも永住権はあるけれど市民権は申請していないという方も少なくありません。

正直私は日本にいたときに、あまり熱心に選挙に参加していませんでした。しかし、投票権がない状態になると、なぜか気になるものです。

ここカナダでも、政治スキャンダルはポロポロでていて、ニュースで見かけることもあります。その地域や国をよくするためにどうすればいいのかと考える機会があることは、とても意味のあることだと思います。

日本にしてもカナダにしても、選挙の投票権があるのであれば、信頼できる立候補を国民の代表を選ぶために積極的に参加したいものですね。

Nataly@カナダ


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