既に様々なところで告知されていますが、2018年12月31日からのカナダのワーキングホリデービザの申請に、バイオメトリクスの導入がされる予定です。このほかに学生ビザでも該当します。
バイオメトリクスとは生体認証のことで、指紋認証や網膜認証を指します。
簡単に言いますと、「カナダに入国する外国人の身元をより明確にし、安全性を高める」という趣旨で導入されるものです。
そこで今回はバイオメトリクスの導入に伴う、カナダのワーキングホリデービザ申請について予想される変更点について。
■手順
これまで通りのビザ申請をすると、生体認証の指示レターが届くので、そのレターを持って東京にあるカナダビザセンターに出向いて行います。
ここが問題なのですが、現在のところ認証が出来るのは東京のみとなっています。
■費用
$85
この制度の導入で面倒なのは、「認証する場所が東京にしかない」という点です。
関東に住む方はいいのですが、北海道、沖縄に住む方でも、ビザ申請のために東京まで行かなければならない点です。これは地方の方にはとても面倒な制度ですし、お金も時間もかかります。
何か改善を期待したいところです。
実は、他のワーホリビザ申請でも窓口に行かなければいけない申請国があります。フランスは東京のみ、イギリスは大阪と東京、韓国・台湾・香港は主要都市となります。
ただ、カナダでは過去にeTAも導入発表からだいぶずれましたので、今後の動向を見守る必要があるかと思います。
ちなみに、こちらがimmigrationの案内サイトとなります。
ページから「JPN(Japan)」を選択しますと現在は開始前なので、
「Answer: You don’t need to give your biometrics right now.」と表示されます。