5月2日、ポルトガルを訪問した安倍首相とポルトガルのパッソス・コエーリョ・ポルトガル首相との首脳会談で、両首脳は日本とポルトガルの間でのワーキングホリデー制度導入に向けた協議を具体的に開始することで一致しました。会談では両国間の人的な移動、文化協力、青少年交流を主な目的として推進する手段としてワーキングホリデー制度の導入が必要であるという見方で一致した模様です。
ただ、今回の首脳会談ではこれ以上の具体的な決定事項はなく、具体的な協議の流れや具体的な導入時期については現時点では不明です。
また、5月4日にはスペインでラホイ首相との首脳会談が実施され、昨年より協議が続いているスペインとのワーキングホリデーについて「導入に向けた交渉の加速」で一致しました。こちらもまだ具体的なスケジュールは明らかになっていませんが、早期に制度導入が実現する方向で調整が進められている模様です。