ハイシーズン真っただ中のチェリーピッキング。筆者はこれまでにブルーベリーとラズベリーピッキングを経験してきましたが、チェリーピッキングはいろいろな意味で別格です。舐めていると痛い目に合います。(実際、筆者も簡単だと聞いていて舐めて痛い目に合いました笑)
そんなわけで今回は前々回に引き続き、筆者が実際持って行っていたチェリーピッキングの必需品とコツをご紹介したいと思います。

まずは必需品について。これは必ずあったほうがいいのが肌色の布製のテーピングです。遠い昔、部活をしている時に指に・足に巻いていた、あのテーピングを今になってまた使う時が来たとは笑。昔を思い出してアンニュイな気持ちになっている場合ではありません。
両手は親指から中指まで、三本ずつテーピングをしないとたちまち指が傷だらけになってとても痛いのでテーピングは必ず準備しましょう。テーピングは指の保護の他にチェリーを取る力のサポートの役目も担っているのだとピッキングをしていくうちに気付きました。また、これは女性あるあるだと思うのですが、指や手を毎日酷使するのでシビレが出てくると思います。
筆者は実際このシビレで朝方目が覚めてしまうことが数回ありました。このシビレに効くのが薬局で売っているVoltaren Gelです。鎮痛、抗炎症作用があるジェルで腰痛などにも効きます。このジェルを就寝前に指や手に塗り込むとかなり痛みや痺れが緩和されるのでおすすめです。塗った時にスーッとするのでとても気持ちがよく、ベタベタもしません。ただ一本約33ドルと少しお高いので今日はかなり手を酷使したなあという日に塗っていました。

また、ほぼ10時間毎日働くのですが、お昼を過ぎたあたりからじりじりと気温が上がり暑くなってきます。最初水分をそんなに持って行っていなかった筆者は仕事の終わりあたりに地獄を見ました笑。
それからというもの、Big W(大きな日曜雑貨の量販店)などに売っている保冷バッグ($20)に3〜4リットル程のスポーツドリンクや水を凍らせて入れて持って行っていました。長時間汗を流して働くので熱中症対策としてもこれはかなり大切だと思いました。保冷バックも上から簡単に中のドリンクなどが取り出せる仕様になっているものがとても重宝します。バッグの中が冷えているので、サンドイッチなども傷むことなく持ち運べ、美味しいランチ休憩を取ることが出来るので保冷バッグはおススメです。中には大きめのエスキーを持って歩いている強者もいました。

いかがでしたか? たかがチェリーピッキング、されどチェリーピッキング。最初は黙々と休憩無く働こうとしていた筆者でしたが、きちんと休憩を取ることは、精神的にも肉体的にも余裕を持つことが出来るので、今後のパフォーマンスにも繋がります。
簡単だけど大変なチェリーピッキング、自分のペースを保ち、楽しみながら働くのが肝心だと思いました。今回の記事が今後チェリーピッキングに行く人の役に立つことが出来れば幸いです。

ライター:mii@Aus


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